[en] Varicent Incentive Compensation Management Documentation

データ・ストア

データストアは、テーブル、計算、描画結果などのソースを1つの大きなリポジトリに結合するのに使用できる、Varicent Incentive Compensation Management (ICM)コンポーザーオブジェクトです。

たとえば、データ・ストアを使用して、レポートの目的に必要な結果を1つのオブジェクトにまとめることができます。その後、データ・ストアをプレゼンターのソースとして使用して、レポートを作成できます。レポートユーザーは、必要なすべてのソースを1か所で使用できるように、レポートを簡単に作成できます。データ・ストアが配置されているコンポーネントに関係なく、モデル内のすべてのテーブルと計算をデータ・ストアのソースとして使用できます。

概要レベルでは、データ・ストアの作成方法を次の手順で説明します。

  1. コンポーザーにデータ・ストアオブジェクトを追加します。

  2. データ・ストアで必要なデータ・ソースを結合します。

  3. 追加されたソースから、ユーザーがデータ・ストアから使用できる詳細列を選択します。

  4. データに対する制限を定義します。

  5. 詳細列の名前を意味のある名前に変更します。

データ・ストアは、コンポーザー内のコンポーネントにラップできますが、グローバルに表示できます。ユーザーは、コンポーザーのどこからでもソースとしてデータ・ストアを選択できます。また、セキュリティを任意のデータ・ストアに適用して、オブジェクトの表示、編集、削除をユーザーに許可することもできます。

データ・ストアの追加

Varicent Incentive Compensation Management (ICM)で、複数のデータソースを結合するデータストアを作成します。

  1. コンポーザーで、[パレット]タブからコンポーザーウィンドウに[データ・ストア]オブジェクトをドラッグします。

  2. データ・ストアの一意の名前を入力し、[保存]をクリックします。

  3. データ・ストアのデータ・ソースを定義します。

  4. [制限]タブで、データ・ストアに表示されるレコードを制限する制限を定義します。

  5. [列を表示]タブで、データ・ストアに表示する列をデータ・ソースから[列を追加]ペインにドラッグします。

    1. [列を追加]ペインで、列名をクリックして名前を変更します。

    2. 列の名前の変更が完了したら、[編集]アイコンをクリックします。

  6. [作成]をクリックします。

Microsoft Excelへのデータ・ストア行のエクスポート

Varicent Incentive Compensation Management (ICM)では、データストアにデータを追加した後、Microsoft Excelに行をエクスポートできます。

Excelアドインを使用して、データ・ストア全体をインポートできます。Excelアドインの詳細については、以下を参照してください。Varicent Excelアドイン

また、コンポーザーからExcelにデータ・ストアをエクスポートすることもできます。

  1. コンポーザーで、計算の上の[編集]アイコンをクリックします。

  2. [en] Click Edit.

  3. [現在値の表示]をクリックします。

  4. [Microsoft Excelへ]をクリックします。

重要

コンポーザーから、最大300行のデータを選択してエクスポートすることができます。